Windowsのコマンドプロンプトにて、ファイルを検索する際に役立つコマンドをまとめます。検索範囲が狭い順に書いていきます。
dir /s /b
dirにオプションを付けてファイルを表示し、探します。 /s はサブディレクトリを含めてファイルやフォルダを表示するオプションです。 /b は見出しや要約を非表示にするオプションで、これを付けると見やすくなります。
dir /s /b | more
dir /s /b では一画面に収まらなくなった時、moreに渡して探します。
dir /s /b | find "[検索文字列]"
キーワードで拾う事もできます。
検索文字列を""で囲ってfind コマンドに探させます。
tree /F > map.txt
検索したい場所のファイルとフォルダの数が10,000以上のレベルになってきますと、HDDの物理的制約から、dirで表示するのにも時間がかかってきます。
それを避けるために、一覧をテキストデータで保存してしまっておくのも良い手だと考えています。 tree はフォルダー構造を図式表示するコマンドで、/Fはファイル名を表示するオプションです。
tree /F と打ちますと、ファイルとフォルダが下図の様に表示されます。
このtreeコマンドで表示される文字を保存する事によって、HDDをフルスキャンする事なく、テキストエディターの検索機能でファイル捜索が可能になります。